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膠原病は、自分を守るはずの免疫機能の異常により誤って自分を攻撃し、関節、筋肉、皮膚、肺、腎臓、肝臓などの多くの臓器に炎症を起こしてしまう疾患の総称です。ステロイドや免疫抑制剤などの治療が一般的ですが、長期的かつ継続的な加療が必要です。治療経過の中で感染症の併発や再燃、治療薬の合併症などが起こることがあります。これらの偶発症に対し、総合内科的な視点を加え、丁寧な問診や診察で的確に診断し、診療にあたります。初期診断時の精密検査や入院治療などは、関連病院と連携し、診療にあたります。
診察、血液検査、関節エコー検査で関節リウマチを早期に診断し、抗リウマチ薬を用いて、関節破壊の進行を抑制します。さらに関節リウマチの活動性が高い場合や治療効果が不十分の際には、生物学的製剤、JAK阻害薬を選択し積極的に治療します。関節リウマチは従来整形外科医師が診療を担ってきたましたが、近年では治療薬による感染症の併発、B型肝炎の再燃、悪性リンパ腫の併発、また肺疾患、腎疾患を持つ患者様や高齢の方などの診療に、内科的なアプローチをすることが不可欠となってきています。